みなさん、こんにちは。
イラストレーターの赤星ポテ子(@akahoshi_poteco)です。
自己啓発書は、気持ちを一瞬上がるだけで、あまり解決策にはならないので、読まないようにしています。
特に日本の自己啓発系の本は値段が1000円以上と、高い割には内容が薄いので読みません。
前回のブログでご紹介した石田章洋さんの一瞬で心をつかむ文章術がよかったので、こちらも読んでみることにしました。
イラストのタッチが一瞬洋書と見間違てしまうようなテイストです。
著書について
「世界ふしぎ発見!」などを手掛けるベテランの放送作家
この本の気になったところ
この本は問題解決の発想法について偉人さんの言葉や実例を寄せ集めてご自身の意見を述べたさらっとしている内容の本でした。
前回の本は具体性があり、試しやすい内容だっただけに少し残念な気持ちになりました。
全体的にそこまで新しいと思える内容はありませんでしたが、いくつかタメになった箇所があったので、それを備忘録的にまとめてみました。
アイデアがひらめくまでの5つのステップ
一度問題を整理し、それを解決するために情報を収集し、問題の本質について深く掘り下げたら、寝かせて手放せば、ひらめきのアイデアが突然舞い降りてくるそうです。
考えに考えつくして、〆切直前のあきらめたときに思いついたアイデアがヒット商品になった…というような話はビジネスの世界ではよく聞きますよね。
(「世界で1つだけの花」の詩も〆切直前に出来て大ヒットしたそうです)
ジェームス・W・ヤング「アイデアのつくり方」
- 第一段階;資料集め(特殊な知識、一般的な知識)
- 第二段階:資料を咀嚼するプロセス
- 第三段階:問題をすべて忘れ、完全に心の外に追い出す
- 第四段階:どこからともなく、アイデアが浮かんでくる
- 第五段階:生まれたてのアイデアを現実の世の中に連れ出す。
- 最後に一覧で載っている参考文献が役に立ちそうでした。
デスク周りが散らかっている方がいいアイデアが湧く
アメリカのミネソタ大学の実験で、乱雑に散らかったオフィスでアイデアを考えた人の方が、小綺麗なオフィスに比べ、創造的でおもしろいアイデアがより多く生まれることが判明したそうです。
この実験結果から、雑然とした環境に身を置いた方が斬新なアイデアが生まれると述べています。
フジテレビの視聴率の低迷は、人工的で整然とした環境にある埋立地のお台場に社屋を写したことが原因ではないかと筆者は考えています。
なるほど…。
いつも仕事部屋が散らかっているので、この本を読んで片づけられない自分に少しだけ自信が持てるようになりました(汗)。
最後に
さらっと読んでモチベーションを上げたいビジネスパーソンにはオススメできる一冊です。
※こちらの本はレビュープラスさんから頂きました。
合わせて読みたい本
勝間和代さんが大絶賛していたアメリカのビジネス書になります。
これを読んでから、より長く印象に残るように人に伝えるにはどうすればいいか意識するようになりました。
自信を持っておすすめできる一冊です。
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