みなさん、こんにちは。
妊活イラストレーターの赤星ポテ子(@akahoshi_poteco)です。
Allabout不妊症ガイドの池上文尋さんより、不妊治療を考えたら読む本 科学でわかる「妊娠への近道」 (ブルーバックス)の献本をいただきました。かねてから河合さんの大ファンで、新書が出る度に購入しています。今回も発売後に買う予定だったので、献本をいただいて大変うれしかったです。
著者について
不妊治療の世界で有名なお二人の最強タッグによる共著です。
河合さんは、25年以上、妊娠・出産の現場を追い続けている唯一の出産ジャーナリスト。
浅田先生は、日本で初めて※ICSIを成功させた方で、卵子の在庫数を表すAMHの第一人者でもあります。浅田先生が理事長をつとめる、浅田レディースクリニックは日本でトップクラスの不妊治療専門クリニックです。
ICSI…体外受精より高度で、主に男性不妊に使われる高度治療方法(顕微授精)
河合 蘭
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出産ジャーナリスト。1959年東京都生まれ。
カメラマンとして活動後、1986年より出産に関する執筆活動を開始。
東京医科歯科大学、聖路加看護大学大学院等の非常勤講師も務める。2016年『出生前診断』(朝日新書)で科学ジャーナリスト賞受賞
浅田 義正
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医学博士、医療法人浅田レディースクリニック理事長。1954年愛知県生まれ。
名古屋大学医学部卒。同大医学部産婦人科助手などを経て、米国で顕微授精の研究に携わり、1995年、名古屋大学医学部附属病院分院にて精巣精子を用いたICSI(卵細胞質内精子注入法)による日本初の妊娠例を報告する。
日本生殖医学会認定生殖医療専門医
いつか子どもが欲しいと思う人はみんな読んで欲しい
不妊症で悩む人だけではなく、男女問わずいつか子どもを持ちたいという方全てに、読んでいただきたい本です。
世界で一番不妊治療が実施されているのに、なぜ世界で一番成功率が低いのか?
「身体にやさしい治療」は妊娠率が低い など、不妊治療中の方でも知らないきになる情報がたくさん載っています。
日本のクリニックの技術ははっきりいってピンキリです。いまだに明確なガイドラインが日本にはありません。
イギリスから懸念されている「自然な方法」や「身体に優しい」を推奨していクリニックが日本には多いなど、問題が山積みです。
この本を読んだら、病院まかせで大金を使い続けていたことに後悔してしまう不妊治療中の方もひょっとしたらいるかもしれません。
今治療中の方は、今の治療が果たして本当に自分にあった治療方法なのか?
これから治療する人は、妊活ビジネスの犠牲者にならないためにはどういう知識を身につければいいのか?
子供いつか欲しい人は、治療をしなくてすむためには、どんな心構えと準備をすればいいか?
この本を読めば妊娠への近道がわかる、子どもを望む人にとってはまさにバイブル的存在です。
(拙著「ベビ待ちバイブル」でお恥ずかしいですが、この本には足元にもおよびません。)
おもな内容
この本の気になったコラムを一部抜粋。
アナタの気になるコラムはありましたか?
- 限られた「時間」と「お金」の使い方が結果を左右する
- 治療施設が公開している高い妊娠率のカラクリ
- 「検査で異常なし=すぐ妊娠できる」は間違い
- 「身体に優しい治療」は妊娠率が低い
- もっとも妊娠しやすいのは「排卵日2日前」
- 胚を凍結したほうが妊娠率があがる
- 顕微授精では、精子が1個しか得られなくても妊娠が可能
- 大切なのは「自然な方法」ではなく「自分に合った方法」を見つけること
- 卵子はたくさん採れても質は落ちない
- 「卵子の在庫がわかる検査」は、結果がゼロでも妊娠できる
- 「基礎体温計測」は超音波も血液検査もなかった昔の妊活
- 「痛くない卵管造影検査」もある
- 排卵誘発剤の副作用は、激減している
- 費用や通院回数もよくわかる!
不妊治療に○百万円も費やした私がオススメする妊活本
私はいつも読んだらすぐにメルカリに売るか人に上げるかして、すぐに手放すようにしています。
この本は不妊治療の全体の流れがよくわかるので、いつでも再確認できるように、不妊治療専用の本棚に並べました。
池上さん、ありがとうございました!赤星家のパーマネントコレクションにさせていただきます。
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河合さんの本は毎回期待を裏切りません。
次の本も楽しみにしています。
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