%%body%%quot;イラストレーター永喜 なおこ"の絵日記ブログ-浪花節 エッセイ漫画 イラスト 三味線

今の仕事をするようになったきっかけ

不妊治療を始めた二年ほど前に不妊治療中の方々が集まるイベントに参加しました。
その時にいらした「赤ちゃんがほしい」の編集長にマンガの連載のお話を持ちかけられ、「辛い治療体験もマンガのネタとして同じ仲間に共感してもらえれば」と思い、それがきっかけでマンガ連載をはじめることになりました。

今の仕事に出会ったことで、自分自身にどんな変化が生まれた? どんな良いことがあった?

それまでの私は会社の給料が少ない・残業が多いなど不満ばかりで相手に求めてばかりでした。
治療を機にフリーになり、この仕事をするようになってから報酬や対価とは関係なく、純粋にマンガを読んだ人達が喜んでもらえることは何かを自発的に考えるようになりました。

その結果、勤めていた頃と比べて面白いアイデア(オフ会、講演会の開催など)が浮かぶようになりました。また情報発信することで周りが自分のアイデアにアドバイスや協力をしてくれるようになりました。

今の仕事に対する、今の自分の想いや思い入れ

大げさかも知れませんが、この仕事は自分にとって使命だと感じでいます。治療で悩んでいる人達に何ができるか常に考えるようになりました。マンガの創作活動以外にもオフ会を定期的に開き、交流の場を持つようにしています。

今の仕事は、お客様にどんな良いことを生み出せる? お客様(読者)に喜ばれた経験

治療中の方には、マンガを読んで「治療で苦しんでいるのは自分だけじゃない」と思ってもらいたいです。また治療を経験したことがない人達にとっては、治療というものがどういうものか少しは分かって頂けると思います。
 
マンガを読んだ読者さんから、「共感しました」「治療について分かりやすく描かれているのでタメになりました」という嬉しいメッセージやお手紙を頂きとても嬉しかったです。読者さんから頂いたお手紙は宝物として大切に保管しています。

今の仕事を通して、どんな理想の未来、社会を築きたいか?

日本は世界一の不妊大国ですが、不妊症の方に対して社会の取り組みは他の先進国に比べ遅れています。不妊に関する知識の理解度にいたっては最下位です(先進国含む18カ国)

不妊治療は精神的に負担がかかるだけではなく、金銭的にも大きな負担がかかります。仕事と治療生活の両立ができずに会社を辞めてしまう人は多いです。

私の仕事(治療体験マンガ)を通じて。不妊症でない人も不妊に対する理解を深めてもらうことで、
社会全体の意識を変えていきたいです。企業の「育児休暇」ならぬ「妊活休暇」導入や国の不妊治療の補助金の更なる増額と制度の見直しのきっかけとなってもらいたいです。

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